シロアリは木の幹に含まれる「セルロース」を栄養とする生物で、森の中では倒木を土に還す役割を担っており、自然界においては必要とされている存在です。ただ、木造住宅にとっては大きな被害をもたらします。九州は高温多湿の地域でシロアリがとても好む環境でもあります。シロアリ被害を受ければ家の資産価値が下がるうえに、地震に弱くなり、安全性は確保できません。このためNEO HOMEは予防の観点からシロアリ対策について考えています。
シロアリ予防・対策の仕様について
①安全性の高い予防剤を使用
NEO HOMEが採用しているシロアリ予防剤は、ホウ酸塩鉱物を主原料としています。人や哺乳動物にとってはほとんど無害で、シロアリにとってはかなりの有害物質になります。鉱物が原料なので、分解や揮発がなく、空気を汚染することがなく、長く品質を保つことができ、安全性が高いもの。欧米では50年以上もの間、広く使われているので実績もあります。
②基礎にも防蟻対策
地面と建物の間をコンクリートで覆うベタ基礎なので、地中から虫が室内に入ることを防ぐ構造です。さらに、地面とベタ基礎の間には、防蟻・防湿の効果があるシートを全面に敷いています。このシートにはシロアリが嫌う成分を配合したもので、WHO(世界保健機関)からも人体・環境に安全なものであることが認定されています。
③定期的な点検
長期優良住宅の仕様に準じた設計のため、点検口からすべての基礎を確認できるくらいの、基礎の高さを確保。シロアリの発生の有無を人の目による点検によって確認できます。予防のための策を万全にしながら、万一のことを考えた対策です。