新しい畳って、気持ち良いものですよね。
色といい、においといい、肌触りといい、最高です。
実は、わたくしこと、管理部の上原は、八代平野の農家の長男なのですが
祖父母、父母がい草の栽培を行っています。
い草の栽培は、かなりの重労働で知られています。
真冬の寒い、寒い時期に田んぼに植え付けを行い、
真夏の暑い、暑い時期に刈り取り、選別、泥染め、乾燥、
織機で畳表に仕上げるまで一気にします。これが、本当に大変。
畳表になるまで、これほど多くの工程が踏まれるということは
なかなか知られていないと思います。
最近では機械化が進んで、かなりの作業を自動化できるようになったので
ずいぶん負担が軽くなりました。
…とはいえ、これだけの作業を厳しい気候のなか行うので
大変な作業であることには変わりありません。
一時期は中国産におされて生産が減ったそうですが、
やはり、品質は国産が一番。
しかも、熊本県はい草の国内生産の約9割を占めているそうです。
熊本のい草生産と畳文化を守るため、
家づくりにおいて一部屋でもいいので和室をご検討願いたいです。