こんにちは、設計課の古川です。
先日、阿蘇のお客様の敷地を見に行った
その帰りに、阿蘇神社に立ち寄ってきました。
2016年の熊本地震で全倒壊した楼門をはじめ、現在は
復旧作業中なのですが、どんな状態になっているのか
確かめたかったのです。
ん????
楼門、もうできている???
ん?????????!!
…と思いきや、絵でしたw
仮の建物をつくって、その中で作業されているみたいでした。
神社仏閣の建築ではよくみる光景なのですが、
一瞬驚きました。よくできている。
阿蘇神社の境内に入ると、拝殿や神殿も
修復工事、真っ最中でした。
葺きたての銅板屋根がぴっかぴかです。
この銅板屋根も、長い年月をかけて緑青が付着して
味のある屋根になるんですが、その味の正体は青緑色の錆なのです。
鎌倉の大仏や、自由の女神像をイメージしてもらうと
わかりやすいかもしれません。
緑青があることにより、銅板の表面に皮膜をつくり、
内部の腐食を防ぐ効果や抗菌力があるようです。
全体状況写真があったので、パチリ。
地震からもうすぐ5年になりますが、
阿蘇神社の完全復旧はあと3年近くかかりそうですね。
最後に少しばかりの寄付をして帰りました。
また、その後の進捗状況を見に行きたいと思いますので、
ここで報告したいと思います。