ネオホームでは標準仕様となっている金属屋根。
元々、工場や大型施設などでよく使用されているもので、
それで見たことがある方も多いと思います。
ひとことで金属屋根、といっても、
金属の種類も形状もさまざまあります。
中でも、ガルバリウム鋼板と呼ばれる
溶融55%アルミ亜鉛メッキ鋼板が有名ですね。
そのほかに、アルミと亜鉛の比率が違うもの、フッ素が含まれているもの、
塗装だけのカラー鉄板、銅、ステンレス、チタンなどなど
ほんとうに種類が多いのです。
屋根の種類も住宅で使われている縦ハゼ葺き、瓦棒、
工場や駅で使用されているルーフデッキ、丸馳折板屋根などがあります。
商品名では、ダブルパックと呼ばれているW屋根。
屋根を一度葺いた上に断熱材を敷き込み、さらにその上に
屋根を葺く、という工法です。
写真は、九州国立博物館です。
この屋根材は、いわゆるW屋根で、ルーフデッキ折版屋根の上に
チタンのシーム溶接工法(縦ハゼの部分を電気溶接)のものになります。
そのW屋根の図解を書いてみましたが、
わかりますか???