皆さん、こんにちは! ネオホームの中田です。
今回は、「防火地域と準防火地域」についてお話します。
この聞いたことがあるような、無いような、
防火地域と準防火地域。聞いたことがあっても、
いったいなんの話なのか、わからない方が多いと思います。
この2つは、都市計画法において
「市街地における火災の危険を防ぎ、取り除くため定める地域」として
指定されるエリアです。
火災の危険を防いだり、取り除いたりするために
駅前や建物の密集地、幹線道路沿いなどが指定されています。
なぜか、というと
- 建物の密集地は、火事の延焼を防ぐために
- 幹線道路沿いは、火災の際に消防車などの緊急車両の通行を妨げないために
この2点が目的です。
この防火地域と準防火地域には、
耐火建築物や準耐火建築物しか建てることができません。
地域の方たちの大切な命や資産を守るために
この法律が定められているわけです。
ふだんの生活では、あまり意識することがないことかもしれません。
市街地や幹線道路を通る際に、ふと「防火地域と準防火地域」のことを
考えてみるのもいいかもです。
皆さんがお住まいの地域が、どのような地域に分類されているか
調べてみるのもおもしろそうですね。