こんにちは、設計課の古川です。
あんなに暑かった夏は、もう遙かむかしのことのよう。
すっかり秋の気配が漂いまくっている今日この頃です。
今回は、ネオホームシリーズの比較をご紹介します。
比較の前にまずは、設計における基礎知識から。
家づくりに取り組んでいらっしゃる方なら
もう誰もが知っている、最初に覚える知識といってもいいくらいの
ものだとは思いますが。
- 延床面積
のべゆかめんせき、です。室内の「床」がある部分の
合計になります。2階建てならば、1階の「床」、2階の「床」があるので、その合計。
単位は、㎡(平米:ヘーベー)。
- 建物内容積
たてものないようせき、です。室内の空間(床下も含みます)の
合計になります。この数字がなぜ設計に必要なのかの解説は、最後にします。
単位は、㎥(立米:リューベー)。
ここで、かなりマニアックなのですが
ネオホームの各シリーズのそれぞれのランキングを出してみました。
まずは、延床面積!
[延床面積ランキング]つまり、面積が大きい順です
1位 V-seed Ⅲ(119㎡)
2位 A-CHIC(104.96㎡)
3位 V-seed Ⅱ(104.75㎡)
4位 F-Line Ⅲ(100.20㎡)
5位 V-seedβ(100.19㎡)
6位 F-Line Ⅱ(95㎡)
7位 V-seed Ⅰ(93㎡)
8位 F-Line Ⅰ(81㎡)
続いて、建物内容積です。2階建てのラインナップが
優位のように感じますよね。でも結果は、
[建物内容積ランキング]つまり、容積が大きい順です
1位 V-seed Ⅲ(334㎥)
2位 A-CHIC(323㎥)
3位 V-seed Ⅱ(293㎥)
4位 F-Line Ⅲ(291㎥)
5位 V-seedβ(285㎥)
6位 F-Line Ⅱ(281㎥)
7位 V-seed Ⅰ(262㎥)
8位 F-Line Ⅰ(241㎥)
いやはや驚きました。面積と容積の順位が、まったく同じです。
平屋シリーズ(F-Line)よりも2階建てには吹き抜け部分があるので
当然容積は増えると想像つくのですけどね。
A-CHICとV-seedⅡの延床面積はほぼ同じでも、容積はかなり差がつきました。
やはり三角形の吹き抜けが影響しているのですね。
ちなみに、この建物内容積の数字は24時間換気計算で使用する数字です。
トイレやフリースペースに設置する換気扇風量をこの容積の数字で割って
法律で規定されている1時間に半分の容積を換気できるようになっています。
ネオホームは基礎断熱仕様なので、床下空間もエアスリットを使って換気しています。