A-CHIC受賞のアレコレ

ネオホームのA-CHIC(アチック)が、

2022年のケイミューデザインアワードにおいてガルバリウム戸建て部門で日本一を受賞しました。

三角お屋根のA-CHICは、ガルバリウムの外壁が映えるラインナップで、自信作。そのデザインを認められたことが、とてもうれしいです。 

 

 

この受賞は、日頃よりお世話になっているお客様、協力企業の皆様、ネオホームスタッフの仲間のおかげです。

誠にありがとうございます。

 

 

感謝は尽きないのですが、かしこまってばかりだと、このコラムも書きにくいのでここからは通常運転でまいります。

この受賞の心境としましては、、、、、

 

「ウチの子が!
ウチの子がー!
学校の先生に!
すごく褒められたんですぅ!」

…的な親の心境です。

つまり、親バカの心境ってわけです。

親バカって言葉は、誉め言葉ですよね。

自分たちがつくったもの(私の場合は家ですが)が好きってものづくりに携わる人には、必要不可欠な気持ちだと思うのです。

この受賞を励みに、もっともっと良いものを生み出していきたいと心を新たにしました。

おっと、通常運転のつもりが、またまたかしこまってきました。

ここで、その授賞式にまつわるエピソードをご紹介します。

授賞式に参加するにあたって、事務局に事前連絡をしました。

私の心配ごとは、授賞式に参加する際の「服装」でした。

私「デザインアワードの受賞式ってどんな格好していけばいいんですか」

と、担当の方に聞くと、、、

担当者の方「皆様、相応の格好されてますよ。授賞式らしくしておかれた方が良いですよ。会場も小田原(神奈川)のホテルで、立派ですし」

 

 

そう、会場はこのホテル。立派です。

このホテルでの受賞式+相応の格好、となれば、、、

さらに

担当者の方「当日は、コース料理を食べる時間も取ってますので、よろしくお願いします」

「ホテルでの授賞式」+「相応の格好」+「ホテルでのコース料理」

私の頭の中には、気合いの入った、ビシッと決めた服装が。

そうだ、スーツで決めよう。

 

 

写真は、イメージです。

さてさて、授賞式の会場に最上級の「ビシッと」決めた私は向かいます。あくまでも、あくまでも、写真はイメージです。

 

 

が、しかし!

私は、授賞式の会場で予想外の光景を目にします。

当日は、授賞式のホテル会場には、日本各地から建築家の先生たちがいらっしゃっていました。

その姿を見て、私は愕然とします。

 

 

イラストは、あくまでも私のイメージですが、オシャレ系Tシャツにカジュアルで良い感じのジャケットをサラッと着こなす先生たち。

中には首にストールを巻いて、超オシャレな方も!

…エ!

チョ!待てよ。

建築家の先生たち、イイ感じのカジュアルオシャレコーデじゃないですか!

デザイナーの授賞式にふさわしい、センスあふれる程よいラフさ…

一方で、
結婚式に出席する上司、いや、新郎なみにビシッと決めている私。

 

 

何度も言いますが、あくまでもイメージです。

靴だってピカピカに磨いてきました
(お願い見ないで…)

コーディネートもかなりこだわりました
(お願い見ないで…)

受賞者の皆さんに目を向けてみると…

オシャレに着崩して、なんなら超オシャレなスニーカー。

これぞ、上級オシャレな皆さん。まぶしい、です。

私、やってしまったようです。

授賞式では、完全に浮いている気がして、変な汗が止まりませんでした。

とまぁ、私自身はこんな調子でしたが授賞式自体は、本当にすばらしい式でした。

審査員の先生の講話では、デザイン論が熱く語られ、すごく刺激になりました。

中でも審査員の竹原義二先生と岸 一先生の講話が本当におもしろく、

「あぁ、やっぱりデザイン極めた人達は熱いなぁ」

と、学生の時(遠い過去)日本中を駆け回っていろんな先生の話を聴きに行っていた頃の気持ちを思い出しました。

さらに、経験を重ねて、今の年齢になって聞くデザインの講話は、その中で語られる「言葉」の意味が深く理解できるようになっている自分の変化にも気付くことができました。

家づくりは、ご家族ごとの、家や暮らしに対する想いにふれること。

建築を通して、いろんな方と関わり、その想いを大事にものづくりに取り組んでいきたい、そう強く思いました。

授賞式では、ハプニング(自分だけがアタフタしただけですが)もありましたが、あらためて家づくりとはなにか。自分ができることはなにか。

そういったことに向き合えた、良い機会でした。

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